更級日記千年紀文学賞
LITERARY AWARD
第3回更級日記千年紀文学賞の受賞作について
2023/08/30
一般の部
令和5年7月24日(月)東京神保町学士会館において、選考会議を開催しました。
[選考委員会](敬称略)
委員長 椎名誠(作家)
委員 加賀美幸子(エッセイスト【元 NHK アナウンサー】)、岸本(下尾)静江(作家・ 市内在住)、竹下亜紀(編集者)
受賞作品は以下のとおりです。
<小説>(敬称略)
賞 | 題名 | 作家名 | 住所 |
大賞 | サンゴの図書館 | 蒼井 新 | 東京都練馬区 |
優秀賞 | 小勝山の鳩と猫 | 守宮 槐 | 千葉県市原市 |
ルル | 土屋 友美賀 | 非公開 | |
選考委員特別賞 | 国を作る | タケムラ ミカ | 非公開 |
<紀行文・随筆>(敬称略)
賞 | 題名 | 作家名 | 住所 |
大賞 | 時空を超えて | 安藤 純代 | 千葉県市原市 |
優秀賞 | 帰正反本 | 白葡萄 | 千葉県千葉市 |
選考委員特別賞 | 名字の故郷を求めて | 佐瀬 師成 | 京都府京都市 |
おばあちゃんのお寿司 | 永島 春香 | 千葉県市原市 | |
九十歳のラスト・トラベル | 松山 泰生 | 東京都杉並区 |
小中学生の部
市原歌人会に選考いただきました。
選考委員 池田 晴子、市川 一子、鈴木 房子、高橋 季公子、田中 聖子、
(敬称略) 萩原 弘子、逸見 悦子、牧野 春枝、村上 久江、湯浅 雅章
受賞作品は以下のとおりです。
受賞者の学校所在地、学校名、学年は応募当時のものです。
<小学生>(敬称略)
賞 | 短歌作品(下段は氏名、学校所在地、学校名・学年(応募当時)) |
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大賞 | さおをふり潮風うける父の顔ひとみの中に少年の色 |
荒井 理央 千葉県市原市 市原市立ちはら台桜小学校6年 | |
優秀賞 | 夕方の浜辺にのこるわすれものすなのおやまに小さなスコップ |
小林 龍叶 千葉県市原市 市原市立ちはら台桜小学校4年 | |
夏休み海でひろった貝ひとつ今は思い出つくえのすみに | |
中野 優雅 千葉県市原市 市原市立青葉台小学校5年 | |
佳作 | 負けないよきっと治るよがんばるよ強くねがった大きな海に |
佐藤 ひかる 千葉県市原市 市原市立ちはら台桜小学校4年 | |
千葉の海初めて行ったしおひがりたくさんいたよあさりの家族 | |
志水 海音 千葉県市原市 市原市立水の江小学校4年 | |
青い海一日遊んで日が暮れる海も着替える夕焼け色に | |
半田 幸之助 千葉県市原市 市原市立東海小学校5年 |
<中学生>(敬称略)
賞 | 短歌作品(下段は氏名、学校所在地、学校名・学年(応募当時)) |
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大賞 | さあはやく銃を離してその手から海は仲良く手をつないでる |
大橋 詩織里 宮城県仙台市 仙台市立郡山中学校2年 | |
優秀賞 | 海原に翔けゆく鳥の背を追って私も翔ぼう檻を壊して |
増田 紗夕 千葉県市原市 市原市立五井中学校2年 | |
遠客の話聞きたる山の子は海は知らねど海の夢見る | |
角田 瑠花 群馬県沼田市 沼田市立多那中学校2年 | |
佳作 | 海越えて平和の願い届けたい同じ命の尊さゆえに |
渡邉 航生 千葉県柏市 千葉県立東葛飾中学校2年 | |
つかれても帰りたくない妹と一緒になって拾った貝殻 | |
奥山 詩音 宮城県仙台市 仙台市立郡山中学校2年 | |
秋の海歩いてゆけばあの時の笑い合った日に戻れる気がして | |
井戸 七夏瀬 岐阜県加茂郡川辺町 川辺町立川辺中学校3年 |
授賞式について
日 時:令和 5 年 11月 18 日(土)午後 1 時 30 分から
場 所:市原市市民会館小ホール
出席者:市原市教育長、椎名誠選考委員長