更級日記千年紀文学賞
LITERARY AWARD
第2回更級日記千年紀文学賞の受賞作について
2022/08/30
一般の部
令和4年7月22日(金)東京神保町学士会館において、選考会議を開催しました。
[選考委員会](敬称略)
委員長 椎名誠(作家)
委員 加賀美幸子(エッセイスト【元 NHK アナウンサー】)、岸本(下尾)静江(作家・ 市内在住)、島内景二(国文学者)、竹下亜紀(編集者)
受賞作品は以下のとおりです。
<小説>(敬称略)
賞 | 題名 | 作家名 | 住所 |
大賞 | 旅の裏側 | 松山 泰生 | 東京都杉並区 |
優秀賞 | きつねのあしおと | 中村 沙奈 | 広島県広島市 |
流れゆく星のように | 風野 涼一 | 千葉県市原市 | |
選考委員 特別賞 |
ピーサン | 小林 千春 | 埼玉県狭山市 |
コンビナートと歩んで | 北豊 亮 | 千葉県市原市 |
<紀行文・随筆>(敬称略)
賞 | ジャンル | 題名 | 作家名 | 住所 |
大賞 | 随筆 | 千三百年の時の流れの中で | 木野田 博彦 | 埼玉県さいたま市 |
優秀賞 | 随筆 | 始まりの街 | 桃田 そら | 東京都 |
随筆 | レンゲ畑で遊んだ日のことは… | 伊藤 篤志 | 千葉県流山市 | |
選考委員 特別賞 |
随筆 | 萬祝 | 丸山 梓 | 愛媛県伊予郡砥部町 |
紀行文 | すごろくは神の手に | 菅原 あきら | 東京都杉並区 |
小中学生の部
市原歌人会に選考いただきました。
選考委員 池田 晴子、市川 一子、鈴木 房子、高橋 季公子、田中 聖子、
(敬称略) 萩原 弘子、逸見 悦子、牧野 春枝、松林 英明、村上 久江
受賞作品は以下のとおりです。
<小学生>(敬称略)
賞 | 短歌作品(下段は氏名、学校所在地、学校名・学年(応募当時)) |
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大賞 | 自転車の タイヤがうでに 伝たえてる ほそうされない 道のでこぼこ |
横道 玄 山口県光市 光市立光井小学校5年 | |
優秀賞 | つうがくろ 小さなつぼみ 見つけたよ ゆきのにおいの 白いハコベラ |
田中 玲奈 東京都日野市 日野市立日野第六小学校1年 | |
白いわた 未来へつなげ 風にのれ 広い大地に 花さくために | |
速水 啓太郎 東京都杉並区 杉並区立高井戸第三小学校3年 | |
佳作 | どんぐりが 転がっていく 坂道で 遊ぶ子達が かすかに見える。 |
谷口 英志朗 千葉県市原市 市原市立ちはら台桜小学校5年 | |
飛ぶように 箱根路かける ランナーたち ぼくもかけ上がれ 化学者への道 | |
諸田 和真 神奈川県秦野市 秦野市立南小学校4年 | |
ポスターで 5センチしかない オリオン座 暗い帰り道 きらめく巨人 | |
本間 悠暖 千葉県流山市 暁星国際流山小学校4年 |
<中学生>(敬称略)
賞 | 短歌作品(下段は氏名、学校所在地、学校名・学年(応募当時)) |
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大賞 | あぜ道を 走り抜けてく ぼくだけが オリオン座に今 見守られてる |
門脇 隼斗 宮城県岩沼市 岩沼市立岩沼中学校1年 | |
優秀賞 | 初めてだ こんなに気持ち 高まるの 今日こそは言う 「一緒に帰ろ」 |
泉川 結衣 千葉県柏市 千葉県立東葛飾中学校2年 | |
ラストプレー 真夏のグランド 走りぬけ 勝利の道を 今かけぬける | |
小栗 大知 岐阜県加茂郡川辺町 川辺町立川辺中学校2年 | |
佳作 | 五線譜に つづられ響く 音の道 跳ねて滑って はじける音色 |
出立 みのり 千葉県千葉市 カベナント・コミュニティスクール・インターナショナル3年 |
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赤信号 もみじの落ち葉 見つけたり 季節を探して 待つのが好きだ | |
福岡 里桜 東京都世田谷区 佼成学園女子中学校2年 | |
泣きながら のぼった坂も へっちゃらさ 背だってもう 母より高い | |
堤 彩紗 東京都世田谷区 佼成学園女子中学校2年 |
授賞式について
日 時:令和 4 年 11 月 23 日(水・祝)午後 1 時 30 分から
場 所:市原市市民会館小ホール
出席者:市原市長、教育長、椎名選考委員長